プロジェクト紹介

project story

未来に向かって、様々な領域の開拓に積極的にチャレンジするヒガシ21。
お客様に最高のサービスをお届けするため、どのような取り組みを行っているのか。
ここでは、プロジェクトの一例をご紹介します。

Project story.01
部門横断チームで挑む、センター再生プロジェクト

部門横断チームで挑む、
センター再生プロジェクト

Project story.02
グループ横断で挑む、一気通貫のオフィスサポート

グループ横断で挑む、
一気通貫のオフィスサポート

Project story.03
大型物流センター安定稼働への道のり

大型物流センター
安定稼働への道のり

Project story.04
社員の意識・行動を変える表彰制度

社員の意識・行動を
変える表彰制度

部門横断チームで挑む、センター再生プロジェクト
部門横断チームで挑む、センター再生プロジェクト

部門横断チームで挑む、
センター再生プロジェクト

  • Background
  • Action

物流の枠を超えたユニークな提案

顧客である関西電力は、「倉庫保管・配送業務効率化」と「自社倉庫の老朽化対策」という2つの課題を抱えていた。そこで10社以上の物流会社にコンペティションを行い、この課題解決のアイデアを募ることとなった。ヒガシ21では、この案件に対応するため、当時としては異例の部門横断プロジェクトチームを結成。さまざまな部署から招集された専門性の高い人材が知恵を出し合い、2つの課題を複合的に解決できるプランを模索した。その結果、2つの課題を解決するだけでなく、効率化によって生まれた倉庫内の余剰スペースを他の企業向けに貸し出すことでより収益を生む、というアイデアを生み出した。このアイデアが先方に評価され受注が決定した。

通常業務は止められない

受注後、倉庫は建て替えることになった。ただ、関西電力は社会インフラを支える企業であるため、建替え中も輸配送などの通常業務は止められない。そこでヒガシ21は、建替え中の倉庫の一部エリアと外部倉庫2拠点、合計3拠点に資材を分散させ、継続して配送を行うことによって対応した。出荷拠点が増えることでコスト増が懸念されたが、通常の配送の空き時間を利用して拠点間の資材配送を行うなど、効率化を行うことでコストを最小限に抑えた。建て替えが完了した現在では、ただ資材の輸配送や保管をするだけでなく、仕入・販売(納品)まで実施する商社機能も保有。ただ物を動かすにとどまらない、+αの提案を継続して行い、かつ実行しているのだ。

グループ横断で挑む、一気通貫のオフィスサポート
グループ横断で挑む、一気通貫のオフィスサポート

グループ横断で挑む、
一気通貫のオフィスサポート

  • Background
  • Action

専門分野を掛け合わせた提案

ヒガシ21グループには、オフィスの移転引越しを担う「ヒガシオフィスサービス」、館内物流の管理を担う「FMサポート21」という会社がある。両社は別々の会社ではあるが、主にオフィスビル向けの業務を行うことが多い点は共通しており、それぞれの専門分野を組み合わせることで、より大きな効果を発揮することができる。代表的な例としては、池袋エリアの国際競争力を強化するため官民一体で取り組んだ再開発事業の中のオフィスビル「Hareza Tower(ハレザタワー)」の案件だ。2020年5月の竣工後、7〜32階の全フロアの移転引越しを約半年間かけて行い、さらにその後の館内物流を受注することにも成功した。

豊富な経験と、確かな提案力

この案件を受注できた理由は、具体的なリスクを提示し、その解決策を提案に盛り込んだことが要因だと推察される。プレゼン段階で入居するテナントの情報を得られることは少なく、抽象的な提案になりがちだ。しかし、ヒガシ21グループには年間8,000件を超える移転引越しの実績があり、そのデータベースをもとに床面積に対する物量や必要な作業員数、起こりうるリスクを算出できる。精度の高い予測をもとにした具体的な提案ができ、さらに同グループでビル内の物流管理までサポートする総合的な提案ができたことで受注に繋がったのだ。また、その後の作業品質についても非常に高い評価を受けている。この案件のみに留まらず、今後もグループを横断し一気通貫したサポートで、お客様の期待を上回る驚きと感動を提供し続けていく。

大型物流センター安定稼働への道のり
大型物流センター安定稼働への道のり

大型物流センター
安定稼働への道のり

  • Background
  • Action

迅速な対応と小さな改善

2019年10月、ヒガシ21は1万坪超の大型物流センター「ニッセイロジスティクスセンター東大阪」の運営を開始した。同センターでは、ECサイト向けのドリンク類を中心に、スポットで衛生用品や家電など複数のアイテムを管理。一日50名ほどのスタッフで万単位のケースを出荷する。いままでヒガシ21ではこういったECサイト向けの大規模な倉庫を運営した実績がなく、手探りでのスタートだった。しかし、今まで積み重ねてきたBtoBの倉庫運営のノウハウを基に、小さな改善の積み重ねや、顧客の要望に迅速に対応することをモットーとし、安定稼働の実現に向けてチーム一丸となり取組みを進めていった。

安全性と効率性を両立

運営開始後、物量が大幅に増加。多い日には、想定の倍以上のケースを出荷することも。マンパワーだけでは対応しきれないため、運営方法を根本から見直す必要がある。しかし、顧客が求める安全基準は一般的な基準より厳格だったため、今までの手法が通用しない場合もあった。そういった状況の中でも、庫内の天井の高さを活かした保管レイアウトに変更することや、ピッキングリストの作成方法を工夫し、作業効率化とミスの低減を実現。新たな改善については社員教育を徹底するなどの積み重ねにより、物量の増加に対応することができた。現在ではこのセンターで得たノウハウを活かし、全国各地でセンターの立ち上げを行っており、一層お客様に満足いただける物流サービスを提供できる企業になることを目指している。

社員の意識・行動を変える表彰制度
社員の意識・行動を変える表彰制度

社員の意識・行動を
変える表彰制度

  • Background
  • Action

新長期ビジョン達成に向けて

ヒガシ21では、2030年までに目指す姿「お客様に最高のサービスをお届けするために変革し続ける企業」の実現に向け、「Evolution for Customers —全進で未来へ“シンカ”—」をコーポレートスローガンに掲げている。新長期ビジョン達成のためには、従業員一人ひとりが当事者意識をもち、日々達成に向けて実践を重ねることが不可欠であるという考えから、2022年度より表彰制度を刷新した。具体的には、従前からの、「取引拡大部門」、「業務改善部門」に加え、「Value Creation部門」を新設した。Value Creation部門は、ビジョン達成を見据え、新たな価値創造に取り組んでいる従業員・プロジェクトを表彰する。目指す姿の実現に向け、中長期的な視点でグループを成長・発展させる取り組みを評価することで、従業員の新たなチャレンジを応援したい、という思いが背景だ。

ビジョン実現のカギは従業員一人ひとりの想いと実践

表彰のエントリーに年齢や業務内容の制限等は無く、「やってみたい」と思えばだれもがチャレンジできる。部門・企業横断で取組むプロジェクト等もあり、普段かかわりのない他部署やグループ企業との新たな交流やシナジーの創出にも貢献している。当社スローガン「Evolution for Customers —全進で未来へ“シンカ”—」を体現する従業員の自発的な取組みを全社で表彰することを通じ、長期ビジョン達成は「誰かが勝手にやってくれること」、ではなく、「自分たちの日々の実践の積み重ねの結果である」ということを再認識し、「自分ごと化」するきっかけの一つになっている。ヒガシ21グループ全従業員にコーポレートスローガンの目的と意義の理解を促し、経営方針の浸透を図ることで、ビジョン実現を目指していく。