若手社員座談会
Symposium
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いまや私たちの生活に欠かせない社会インフラのひとつになった物流業界。
そのなかでヒガシトゥエンティワンはどんなポジションにあり、またどんな可能性を秘めているのだろうか。
それぞれの現状と未来について、若手社員4名が語りあう様子を紹介します。
吉田 圭佑
Keisuke Yoshida
ヒガシオフィスサービス株式会社
東京オフィスセンター 業務グループ
現代ビジネス学部 経営学科 卒
2019年入社(新卒)
山本 雄大
Yudai Yamamoto
ヒガシオフィスサービス株式会社
東京オフィスセンター 営業第4グループ
経済学部 経済学科 卒
2019年入社(新卒)
中重 友莉奈
Yurina Nakashige
ITサポート事業部
文学部 日本文学文化学科 卒
2018年入社(新卒)
松本 拓也
Takuya Matsumoto
人事部 人材開発グループ
社会学部 社会学科 卒
2018年入社(新卒)
今回の座談会に参加したのは、2018 年および 2019 年入社の若手社員。
IT サポート事業部で PC キッティング・IT 関連サービスに携わる中重友莉奈、
人事部で新卒採用および研修業務を担う松本拓也、
ヒガシトゥエンティワンのグループ会社であるヒガシオフィスサービスにおいて、
営業を担当する山本雄大と、手配を担当する吉田圭佑の 4 名が、
入社動機や仕事のやりがい、今後の目標などについて語りあいました。
Crosstalk.01
松本
みなさんは就職活動の軸のようなものはありましたか?また、最終的にヒガシ21を選んだ、入社の決め手はなんだったんでしょう?
中重
私は当初、化粧品関連のメーカーや専門商社を中心に選考を受けていました。ですが、選考を重ねてもいまいちピンとこず、好きなものを扱う=向いている業界ではないということに途中で気づいたんです。そういった過程もあって、選択肢を広げるために参加した合同説明会でヒガシ21と出会いました。物流業界に対しては、男性が多く泥臭いイメージがありましたが、ヒガシ21は採用担当が女性で、かつ最近は女性社員の割合が増えているという話だったので、自分が入社するイメージもわきやすく、興味をもちました。選考過程で出会う面接官や先輩社員もみなさん気さくでしたし、人に惹かれて入社を決めた部分は大きいですね。
吉田
私も中重さんと少し似ていて、もともとはメーカー志望だったんですが、方向性に迷っていたときに知人のアドバイスで物流業界に目を向け、ヒガシ21の会社説明に参加しました。大阪本社の会社で、大阪の倉庫では鉄鋼メーカーの資材を保管しているという話を聞き、こういった形でメーカーと関わるのもおもしろいかもしれない、と思ったのが最初の印象です。幅広い事業に携われるチャンスがあり、大手企業との取引も多かったので、志望度はどんどん高まっていきました。
山本
私の場合は業界をしぼらず就職活動をしていて、いろんな企業の説明会に参加するなかでヒガシ21を知りました。魅力を感じたポイントは、全国各地に支店をもち日本の物流を支えていること、働き方改革にも積極的で福利厚生が充実していることなどです。就職先を決める際、周囲に相談しましたが、たまたま物流業界に進む友人がひとりもいなかったので、じゃあ自分が挑戦してみようと、ヒガシ21への入社を決意しました。
松本
なるほど。みなさん、最初から物流業界を強く希望していたわけではないんですね。実は私もそうで、もともとはインフラ業界に興味がありました。なんとなく、電気・ガスなどのエネルギーインフラや、道路・鉄道などの交通インフラをイメージしていましたが、いろいろ調べていくうちに、実は物流も私たちの生活に欠かせない社会インフラのひとつになっていると気づき、そこでヒガシ21との接点ができたんです。社歴が古く、経営基盤も安定していることが、最終的な入社の決め手になりましたね。
Crosstalk.02
山本
私と吉田さんは同期で、同じヒガシオフィスサービスの東京オフィスセンターに所属しています。そのなかで、オフィス移転や什器の搬出入、レイアウト変更などの仕事を獲ってくる営業を担当しています。新規の飛び込み営業をするわけではないのですが、おつきあいのあるお客様から相談を受け、無事受注に至ったときはやっぱりうれしいですね。みなさんも、仕事をしていてうれしかったり、やりがいを感じたりする瞬間はありますか?
吉田
私は、山本さんたち営業担当が受注してきた案件を引き継ぐ手配担当です。具体的には、現場で作業する作業員や、什器の解体・組み立てを行う施工職人、移転トラックのドライバー等を手配します。直接お客様と顔をあわせる機会はあまりなく、それだけに営業担当や協力会社との連絡を密にし、認識の齟齬が発生しないよう、細かいところまですりあわせをする必要があります。当たり前かもしれませんが、現場が問題なく始まり問題なく終わることが、私にとってのやりがいですね。
山本
複数案件の手配を同時にお願いしたり、そのスケジュールがものすごくタイトだったり、いつも無理を聞いてもらって、ありがたいなぁと思ってます。
松本
ヒガシオフィスサービスは日本でも数少ないオフィス移転専門の会社なので、今後さらなる成長が期待されますよね。私は人事部で新卒採用を担当しているんですが、同社の事業はアピールポイントのひとつになっています。とはいえ、ヒガシ21グループはBtoBの企業なので、就活生のなかでの知名度は決して高くありません。なので、こちらから能動的に働きかけて、就活生のみなさんとコンタクトをとっているわけで。そんな地道な活動が実を結び内定を出すことになったとき、迷わず入社を決めてくれると泣きそうになります。
中重
物流会社にオフィス移転専門のグループ会社があるのも珍しいですけど、IT関連サービスを展開する部署があるのも珍しいですよね。現在私はITサポート事業部の営業職として、パソコンやサーバなどのIT機器をお客様のもとに導入・輸送・設置する業務を担っています。仕事をしていてうれしいと思う瞬間は、自分の提案がきっかけでお客様から案件の打診があって、それを受注したときですね。案件の規模にかかわらず、お客様とゼロから関係を構築するのは大きなやりがいですし、その関係が継続し追加や新規の依頼を受けるようになると、やりがいも上積みされます。
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吉田
ところで、これまででいちばん印象に残っている仕事は、どんな仕事ですか?私は1年目のとき、作業工程が当初の予定から大幅に遅れている現場があったんですけど、ほかの部署も含め10名以上助っ人に来てもらって、なんとか乗りきることができました。誰が担当かは関係なく、ヒガシオフィスサービスとして仕事を受けた以上は、絶対に期限内に終わらせるんだ、という強い使命感と一体感をひしひしと感じましたね。
中重
私の場合、入社4年目に、一年がかかりで約1,000台のサーバ機器移設をやり遂げたことでしょうか。それまでは機器数台単位の設置案件を担当することが多く、一気に数がはねあがりました。もともと私は慎重派で、石橋を叩いて渡る、というか、叩きすぎて壊してしまうほどなんですが、「中重さんが失敗しても必ずフォローするから、思いきってやってみな」という上司の言葉に勇気づけられ、チャレンジすることができました。あのたいへんな案件を乗り越えたおかげで、今は少々のことでは動じなくなりましたし、自信をもって仕事を進められるようになりましたね。
吉田
ちょっと難易度が高いかもしれないけど、きっといい経験になるはずだからと、上司も期待を込めて仕事を振ってくれているんだと思います。
中重
そうですね。しかも上司のフォローがしっかりしていたうえで。
山本
私は新規什器搬入にのべ250台のトラックを要する大型案件で、悔しい思いをしたことがあります。自分のペースで仕事を進めてしまっていたために、全体のスピード感についていけず、お客様や協力会社に迷惑をかけることになってしまいました。それからは、自分ひとりで抱えこまないように、ことあるごとに上司に報告・連絡・相談をしたり、周囲の力を借りたりするようになりました。成功体験ではないですけど、大きな学びを得られて、本当によかったなと思います。
松本
まずは自分の頭で考えて、周囲を巻き込みながら行動することが、きっと大事なんでしょうね。私が人事部に異動してきたのはコロナ禍が本格化しはじめた2020年の4月のことで、緊急事態宣言も発令され、採用や研修のやり方をゼロベースで見直す必要がありました。ただ、前例がないぶん、自由な発想も生まれやすく、いろんなことを試せたのはよかったと思います。その経験から、とりあえずやってみようと、なにごとも前向きに行動できるようになりました。
Crosstalk.04
中重
今後の目標として、ITサポート事業部が提供するサービスをより拡大したいと考えています。2022年1月に改正電子帳簿保存法が施行され、電子取引の紙保存が廃止になりました。ペーパーレス化の一環として書類電子化の検討をされるお客様も増えてくるのではないかと思うので、アンテナを張ってさらに拡販できればと思います。また、国内で数多くの店舗を展開する総合ディスカウントストアに対してデジタルサイネージ(電子看板)の設置を提案するなど、部署としてできることはどんどん増えています。年齢的にも若手社員から中堅社員に移行していく時期なので、新しい分野に積極的に取り組んで、メンバーと一丸となって対応できればと思います。
山本
オフィス移転はニッチな業界なので、大手企業にも勝負を挑みながら、ヒガシオフィスサービスのシェアを拡大していこうと思っています。そのためにも若手社員が成長し、安心して大規模案件を任せてもらえるようにならないといけません。まずは私自身が圧倒的な売上をあげる営業マンを目指すとともに、後輩社員の育成にも力を入れ、会社に貢献していきます。また、ヒガシ21本体の事業にも興味があるので、自分の仕事の幅をどんどん広げていきたいです。
吉田
私も山本さんと同意見で、当社は中間層の社員が少なく、幹部社員と若手社員の間が空いているので、若手社員がしっかりと力をつけて稼ぎ頭になる必要があります。ヒガシ21が大阪本社の会社なので、東京のヒガシオフィスサービスの知名度はまだまだ低い。さきほど松本さんが対就活生の知名度の話をされていましたが、お客様にももっとヒガシオフィスサービスのことを知ってもらえるように、まずは目の前の手配業務でしっかりと結果を出します。
松本
私はこれまで、関電物流グループで2年、人事部で3年、働いてきました。営業所と本社の両面からヒガシ21を見ることができたのは貴重な経験でしたが、事業は多岐にわたり、まだまだ知らないことが多いのが実情で、今後も見聞を広め、さまざまな仕事のやり方、考え方を吸収していこうと思っています。そして、幅広いフィールドで活躍できる人材に成長し、ヒガシ21グループとして2030年までの達成を目指す、売上高500億円以上、社員数1,850名という目標に挑んでいきます。
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山本
当社は若手社員が多くて活気があり、1年目からでも責任のある仕事を任せてもらえます。もちろん上司や先輩社員がしっかりフォローするので、安心してください。また、選考過程にある座談会では、みなさんからの質問に本音で答えています。聞きにくい質問もウェルカムです。楽しくお話しましょう!
吉田
物流業界全般にいえることかもしれませんが、当社も現場主義の会社です。仕事は、習うより慣れよ。失敗を恐れず、思いきって挑戦してください。就職活動のアドバイスとして、職種や待遇も大事ですが、会社の雰囲気をしっかり感じたうえで入社することが重要だと、私は思います。
中重
就職活動は選択肢が多すぎるので、これだけは譲れない、という自分なりの企業選びの軸をひとつ決めておくのがよいと思います。そのうえで気になった会社の説明会には積極的に参加し、少しでも違和感があれば違和感の原因を探りながら、自分に合う会社を見つけてほしいです。いろんな会社を見たうえで、最終的にヒガシ21に入社したいと思ってもらえるのであればうれしいですが、今後の人生を決める大切な一歩となるので、皆さんが納得のいく決断をされることを祈っています。
松本
ヒガシ21には、一言ではいいあらわせないほどの事業があり、魅力があります。採用担当の私が、就活生のみなさんになんと説明したらいいか、頭を悩ませているくらいです。この記事を読んで興味をもってくれた方、もっと詳しく話を聞きたい方、エントリーをお待ちしています!