専門分野を掛け合わせた提案
ヒガシ21グループには、オフィスの移転引越しを担う「ヒガシオフィスサービス」、館内物流の管理を担う「FMサポート21」という会社がある。両社は別々の会社ではあるが、主にオフィスビル向けの業務を行うことが多い点は共通しており、それぞれの専門分野を組み合わせることで、より大きな効果を発揮することができる。代表的な例としては、池袋エリアの国際競争力を強化するため官民一体で取り組んだ再開発事業の中のオフィスビル「Hareza Tower(ハレザタワー)」の案件だ。2020年5月の竣工後、7〜32階の全フロアの移転引越しを約半年間かけて行い、さらにその後の館内物流を受注することにも成功した。
豊富な経験と、確かな提案力
この案件を受注できた理由は、具体的なリスクを提示し、その解決策を提案に盛り込んだことが要因だと推察される。プレゼン段階で入居するテナントの情報を得られることは少なく、抽象的な提案になりがちだ。しかし、ヒガシ21グループには年間8,000件を超える移転引越しの実績があり、そのデータベースをもとに床面積に対する物量や必要な作業員数、起こりうるリスクを算出できる。精度の高い予測をもとにした具体的な提案ができ、さらに同グループでビル内の物流管理までサポートする総合的な提案ができたことで受注に繋がったのだ。また、その後の作業品質についても非常に高い評価を受けている。この案件のみに留まらず、今後もグループを横断し一気通貫したサポートで、お客様の期待を上回る驚きと感動を提供し続けていく。