小野 裕輔Yusuke Ono

大学院を卒業し、国内準大手のコンサルティング会社に就職しました。企業経営者が商談相手になる仕事はおもしろそうでしたし、在学時に取得していたMBA（経営学修士）も活かせるのではないか、と思ったからです。ただ、10年ほど勤めたものの、家庭の事情で関西へ引っ越すことに。そのタイミングで、中小規模の物流会社に転職しました。営業として着実に実績を積み、トラック1台の手配から、数千坪の倉庫業務の受注まで幅を広げていきました。ところが、案件規模が大きくなるにつれ、当該物流会社ではリスクが高く積極的には取り組めない、との判断が下されました。個人的にはもっとスケールの大きな仕事に挑戦したかったため、その目標を叶える場所として選んだのが、上場企業で大手との取引も多いヒガシ21でした。

搬入・搬出の荷物量、在庫状況は時期によって変わり、繁忙期もあれば閑散期もあります。また、大型倉庫オープン直前は、毎日が火を吹くような忙しさです。お客様の事業が私たちの事業に影響を与えることになるため、案件ごとに先の先を読みながら業務をコントロールしなければなりません。そこで私の所属する営業企画開発部では、毎週月曜日に営業活動や業務状況を確認する会議を実施し、必要に応じて役割分担も行っています。業務負担の偏りを解消することが主な目的ですが、オープンコミュニケーションを通して若手社員が発言しやすい雰囲気をつくり、それぞれの視点から提示された課題解決のためのアイデアをブラッシュアップしていきます。メンバー全員が当事者意識をもって主体的に仕事に取り組む、そんな強いチームにしたいと考えています。